Q・前科者は裁判員になれるのですか?

Q・犯罪者は当然ですが、過去に裁かれるような事件を起こした人は裁判員になれるのですか?
A・禁錮以上の刑を終えて10年経過するまでは、欠格者となります。

裁判員法の中では、「禁錮以上の刑に処せられた者」は裁判員となることができません。

禁錮とは、刑務所に拘置されるだけで刑務作業は強制されない刑罰のことで、執行猶予も該当します。
刑罰といえば、懲役刑(監獄に拘置して一定の労役に服させる刑)を想像しますが、実際には、一般社会で生活している人もたくさんいるのです。

また、犯罪者で以外にも、審理される事件の被告や被害者本人、親族や同居人などの関係者も除外されます。
個人感情が関わると、公正な裁判を害する恐れがあるからです。

犯罪者が欠格とされるのは、刑を終えて10年経過するまでです。

犯罪にはいろいろな種類があり、明らなる犯罪ならともかく、人格としてはなんら問題もないのに事件に関わってしまうこともあれば、悔い改めて懸命に人生を生きる元犯罪者もいます。

怖いのは、犯罪に相当するような悪事でも発覚していない事柄はたくさんあり、善良面した非常識人もたくさんいるという事実です。

................................................

◆裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(裁判員法)

(欠格事由)
第十四条 国家公務員法(昭和二十二年法律第百二十号)第三十八条の規定に該当する場合のほか、次の各号のいずれかに該当する者は、裁判員となることができない。

 二 禁錮以上の刑に処せられた者

関連記事

 
Copyright (C) 裁判員の手続きと義務@裁判員制度. All rights reserved