裁判所とはどんなところ?

裁判所の設置は、日本国憲法によって決められています。

日本国憲法第76条
すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。


裁判所は、「裁判をする場所」という意味はもちろんですが、
「司法権を行使する国家機関」という意味なのです。

逆にいうと、法を使って犯罪を裁く行為は、裁判所でないと行えません。


裁判所の構成は、「裁判所法」(昭和22年法律第59号)によって、次のように定められています。

●最高裁判所(最高裁)
●下級裁判所
  ・高等裁判所(高裁)
  ・地方裁判所(地裁)
  ・家庭裁判所(家裁)
  ・簡易裁判所(簡裁)


裁判員制度が適用される刑事訴訟は、「地方裁判所」で行われるものです。

地方裁判所は、限られた地域の事件を所管する裁判所です。
訴訟を起こした時、まず第一審されるところとなります。
家裁、簡裁は民事訴訟で利用され、刑事訴訟は、地方裁判所からになります。

地方裁判所での判決に不服がある場合、高等裁判所に申し立て、さらに詳しく事件を調査し、解決を進めることになります。控訴審と言います。
高裁以上の事件には、裁判員は出廷することはありません。

裁判員裁判を行う裁判所は、地方裁判所に限られています。
基本的には、県庁所在地ごとに一か所設置されています。

具体的には、次の60か所です。
ほとんどの家が、日帰りで行ける範囲になりますが、これでも遠くて通えない場合は、宿泊費や交通費が支払われます。

・47都道府県庁所在地の各地方裁判所、一か所ずつ
・函館地裁、旭川地裁、釧路地裁(北海道は広いですから)
・次の10の地裁支部(都市部で事件数が多い地域と、長野、静岡は移動範囲が広いからでしょうか)
  福島地裁 郡山支部
  東京地裁 立川支部
  横浜地裁 小田原支部
  静岡地裁 沼津支部
  静岡地裁 浜松支部
  長野地裁 松本支部
  名古屋地裁 岡崎支部
  大阪地裁 堺支部
  神戸地裁 姫路支部
  福岡地裁 小倉支部

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